先日(11/29(日))のミーティングの振り返りをしたいと思います。
子供たちにはあえてレジュメを渡しておりません。
各自が印象に残った事をメモを取る事で、学びをより深めて貰いたいという想いからです。
ミーティングでは以下の内容を共有しました。
若草FCのプレーモデルからいうと、どこに課題があるのか?をまとめたものです。
【①ボールを保持し続ける】
課題1攻撃リズムが単調で強みである「フィジカル」に頼り過ぎである。
課題2結果、効果的な攻撃とならず、個の技術の結果いかんで得点機の演出が出来るか出来ないかが限られてしまう。
→現在、ボールを保持する事を目的に試合で取り組んでいます。
【②試合を常にアクティブにする】
課題①リアクションで対応するが後手後手になる事が多い。
課題②先手を取りたいが、オフザボールの時の関りがまだ全く理解出来ていない。
→どうすれば、自ら関わる事が出来るのか?について選手間でも共有し始めています。
【③時間的・スペース的制約の中、相手からのプレッシャーの下、最適解を見つける】
課題①ボールコントロール技術が未熟な為に、自信を持ってその場面に挑めていない。
課題②特に逆足でのボールコントロール技術が出来ない選手が多すぎる。
改善している点①ただし、相手の厳しいプレッシャーを受けながらでも、パスの優先順位を理解しそれにチャレンジする場面は見られる様にはなって来た。
改善②近くの仲間との距離感が良い時には、コンビプレーも見られるようになって来た。
→サッカーには正解が無く、場面場面における最適解を探すという事が行為が絶えず行われます。その事を共有したので、もっと選手同士のコーチングや会話が増えていく事を期待しています。
【④異なったプレーシステムでプレーが可能】
課題①フォーメーションは自分達の強みを出す為にも理解する必要があるが、その役割をまだ理解するまでは至っていない選手が多すぎる。
課題②試合中のフォーメーション変更・ポジション変更の理由が理解出来ていない。結果、試合中のポジション変更に対応できない。フォーメーションを変えたり、ポジションを変えたりするのは、選手同士の組み合わせや、相手とのマッチメイクとの関係性、相手の強みを下げ、うちの強みを出す為の取り組みだったりするのですが、そもそもサッカー自体を平面で捉えている為に、フォーメーションやポジションの優位性を理解出来ていない事がある。
【⑤1対1を探し毎回勝つ】
課題①まだまだそのレベルにはいたっていない。
課題②10/4(日)の練習試合では、『攻撃をスピードで解決しない』とし、どうやってゲームマネジメントを実行するか?について考える際に、『攻撃は数的有利を活かして攻める』とし、その為のボールポゼッションの重要性と周囲との連動性が重要になると説明しています。
【⑥賭けるのではなく、予測する】
課題①まだまだボールを見てしまい、もっと俯瞰的に相手を捉える事で相手の狙いが何かを理解する必要がある。
課題②予測は良い予測(想定)もあるが、基本的には悪い予測(想定)から入り、リスクを冒さない事が重要である。
→チャンスはピンチという合言葉を共有した
【⑦お互いにコーチングし合う】
課題①コート内での要求は高まって来ているようだが、まだまだ仲間を理解し、どのような地図を完成させるのか?について考えながらサッカーが出来ていないので、より良いコーチングにつながっていない。
サッカーはその場面で同じ絵を全員が描く事が必要です。
若草FCの選手はそのレベルに到底及びませんが、最適解とは何か?そしてその最適解を理解し試合でどのように行動、対応するかについて、今後も考えながら進めて行きたいと思います。
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